読破。なので感想をば。シリーズの最終巻なので全体を通して。
もともと読み始めたのは「ミステリーっぽい」小説でも読んでみようかと思って探していたら、絵柄がラノベ風味なこの本を見つけて、(というか友人が読んでたのも知っていたので)読みやすそうだと思って購入したのが始まり。確か、その時点ではクビツリハイスクールまでしか出てなかった。最初のころは、かなりのボリュームに四苦八苦しながら読んでいたものの、クビツリのあたりから、登場人物の台詞回しやら、名前とか二つ名とか、組織設定とかが気に入ってきて、楽しく読ませてもらいました。零崎双識なんかは最初から最後まで一気に読みきったし。 一番気に入ったキャラは狐さんこと西東天。なんつーか、こんなのが主人公の敵でいいのだろうか、といういい加減さとかがお気に入り。なによりあの 「はじめまして、俺の敵」 という台詞がめちゃくちゃ気に入りました。かっこよすぎです。ちなみに最終巻で登場した一里塚木の実もわりと気に入りました。あと、名前で気に入ったのは「春日井春日」。キャラの性格はあんまり好きじゃないのですが。 主人公のいっくんは実は最後まであんまり好きじゃなかったなぁ。戯言は好きなんだけど性格的には好きになれないキャラでした。 このシリーズは今後もたびたび読み返そうかなぁ、と思います。こういう気分にさせてくれる小説は貴重なので大事にします。多分、家宝になります。ひょっとしたら神棚に飾るかもしれません。 というか、春に発売されるという用語集が今から楽しみです。
by oboro_01
| 2005-11-13 21:19
| 書籍(レビュー)
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